カーリースを短期契約することはできる!メリット・デメリット・注意点など

カーリースは年単位の長期契約が一般的ですが、なかには1カ月などの短期間での契約が可能なリースもあります。短期間だけクルマが必要なときに便利なサービスですが、具体的にどのようなものかがわからず利用をためらっている方もいるでしょう。そこで、この記事では短期リースのメリットやデメリット、注意すべき点、レンタカーとの具体的な違いなどについて解説します。

1.短期のカーリースとは?

1.短期のカーリースとは?

カーリースは、1年以上のリースを想定した長期契約が基本です。しかし、長期出張や家族の入院などで短期間だけクルマが必要になるときがあるでしょう。クルマが必要なのが数日であればレンタカーという選択肢もありますが、期間が1カ月や2カ月となるとレンタカーでは非常に多額の費用がかかります。そのようなときに使えるのが、「短期リース」と呼ばれる1年未満で契約できるサービスです。短期リースはさまざまな会社がサービスを提供しており、なかには1カ月から利用できるものもあります。

2.短期カーリースのメリット

2.短期カーリースのメリット

短期カーリースの利用にはさまざまなメリットがあります。たとえば、以下のような点です。
・レンタカーよりは安く利用できる
・中途解約の不安が少ない

仮にレンタカーを利用すると1日あたり5,000~8,000円程度はかかるため、1カ月も借りるとなると費用が非常に高額になります。短期リースであれば、一般的な長期のカーリースに比べると月額は高くなる傾向にはありますが、レンタカーよりは安く利用できる事がほとんどです。

一般的なカーリースでは、契約期間は1年以上の長期となりますが、リース契約は基本的に途中で解約できません。どうしても契約期間中に解約したいのであれば、中途解約金の支払いが必要です。リース会社によって中途解約金の規定は異なりますが、高額な支払いが必要となるケースも珍しくなく、大きな負担となる恐れがあります。1カ月などの短期契約であればその心配はないため、中途解約金のリスクを軽減できるのも短期リースのメリットです。

3.短期カーリースのデメリット・注意点

3.短期カーリースのデメリット・注意点

短期カーリースにはさまざまなメリットがある反面、いくつか注意すべきポイントやデメリットも存在します。たとえば、次のような点です。
・レンタカーに比べ手続きが面倒
・書類の提出が必要
・会社によっては保証金が必要なケースも
・任意保険は別途加入
・車両は古めの中古車が多い

レンタカーは簡単な手続きで利用できます。一方、短期カーリースを利用する際は所定の手続きを取らなければならず、申し込んですぐにクルマに乗ることはできません。まずは与信審査を受けて通過しなければならず、クルマを保管するスペースがあることを示すために車庫証明を取得する必要もあります(例外あり)。これは、一時的とはいえ自分がクルマの名義人になるためです。名義を登録するために印鑑証明または住民票の提出も求められます。さらに、会社によって異なるものの保証金が必要なところもあるため、契約する前によく確かめることが大切です。

一般に、リースの費用には税金や自賠責保険料、初期費用(名義変更、整備費用など)などが含まれていますが、任意保険は含まれていません。自分で別途加入し保険料を支払う必要があるため、その点の出費も考えておきましょう。また、長期リースでは新車を選べますが、短期リースでは古めの中古車であるケースがほとんどです。リース会社が所有する中古車のなかから選ぶため、好みのクルマがないこともあるでしょう。

4.短期カーリースに向いている方

短期カーリースに向いているのは「1カ月~数カ月ほどクルマが必要で、費用はなるべく安く抑えたい」方です。1カ月単位で短期間借りることができ、レンタカーと比較して費用を抑えられます。ただし、車庫証明を取得したり登録書類を揃えたりする必要があるうえ任意保険への加入も必要なため、そういった一連の作業が面倒でない方に限るでしょう。なお、1年以上借りる予定がある場合は割高になる事がほとんどのため、短期リースは向いていません。

出張期間中に通勤でクルマが必要なときや新車を購入するまでのつなぎで一時的にほしいときなど、1年未満の期間でクルマを借りたい方にも短期リースはおすすめです。ただし、一般的には車両は中古車となるため、中古車に抵抗がある方には向いていません。

5.長期カーリースに向いている方

短期リースは1年未満の契約を想定したサービスです。1年以上利用する予定があり、同じクルマに落ちついて乗りたい人は、長期のカーリースの方が良いでしょう。これは、短期リースの契約を更新して1年以上乗ると割高になってしまうためです。また、豊富な種類のなかから選んで自分好みの新車に乗りたい方や、品質の高い中古車を選択したい方も、長期カーリースが向いています。長期カーリースであれば、新車や高品質の中古車にも手軽なリース料で乗ることが可能です。

6.レンタカーと短期リースはどっちを選ぶ?

短期間のみクルマを利用したい場合、レンタカーと短期リースのどちらが良いでしょうか。これは条件によって異なるため、どちらかが良いというものではありません。たとえば、「煩雑な手続きをせずに今すぐ乗りたい」「2日だけ必要」といった条件であればレンタカーが向いています。「1カ月以上乗る」「面倒な手続きや時間がかかる点は構わないからトータルで費用を安く抑えたい」のであれば短期リースにするべきでしょう。

なお、リース料金には車両代金のほか自賠責保険料や税金などが含まれています。この内訳は長期リースでも短期リースでもほとんど変わらず、必要な手続きもそれほど変わるところはありません。長期リースでは好きな新車や品質の高い中古車を選ぶこともできます。もし、「マイカーがあれば便利だな」と少しでも思うのであれば、長期リースを検討するのも良いでしょう。クルマがあれば、遠出の外出や家族の急病などいざというときにも役立ち、便利です。

「長期リースにしてみようかな」と思うなら

「長期リースに興味はあるけれど、高くつきそうだし」と思っている方は、オリックスのカーリースを検討してみてはいかがでしょうか。新車に加えて中古車も揃っているため、予算に合わせて豊富な選択肢から選ぶことが可能です。契約終了時にクルマが自分のものになるプランや契約途中に乗り換え・返却可能なプランも用意されています。長期リースに対する不安が解消できるサービスが用意されているため、ぜひチェックしてみましょう。

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<記事掲載日>2020年11月4日

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