中古車の車両情報の見方!「法定整備付」「法定整備別」「法定整備無」を解説

中古車選びの時、車両情報に「法定整備付き」「法定整備別」といった表示をよく見かけます。漠然としたイメージはできるものの、具体的に「法定整備」についてあまり理解していないという方も多いかもしれません。そこで今回は、中古車の車両情報の見方をはじめ、法定整備についても解説します。

1.「法定整備付」「法定整備別」「法定整備無」の違い

1.「法定整備付」「法定整備別」「法定整備無」の違い

「法定整備」とは、国土交通省が定めた道路運送車両法に基づく整備検査のことです。自家用車は、「12カ月点検」「24カ月点検」の2つを定期的に実施するよう定めています。では「法定整備付」「法定整備別」「法定整備無」、この表記の違いは何でしょうか?それぞれに確認していきましょう。

1-1.法定整備付

「法定整備付」とある中古車は、納車までに法定整備の「12カ月点検」が実施された上で、その整備に必要となる費用も含めた車両本体価格を表示している車両を指します。「法定整備別」「法定整備無」よりも、最もしっかりしたメンテナンスとサポートが受けられる中古車といえるでしょう。

法定整備をしっかり受けている車両は、メーカー保証の対象(適用期間の延長)となるので、中古車購入では安心材料となります。また万が一、事故が起こった場合は事故責任が軽減したり下取り時の査定額がアップしたりと、総合的なメリットは大きいでしょう。ただし検査費用として、数万円が車両本体価格に上乗せされている点は覚えておきましょう。

1-2.法定整備別

「法定整備別」とある中古車は、納車までに12カ月点検は原則実施されるものの、その整備に必要な費用は車両本体価格に含まれてない車両のことを指します。

販売店にもよりますが、購入が決まってから点検整備を実施するため、「法定整備付」のようにすべてお任せというわけにはいきません。法定整備を実施する段階できちんと見積書を確認し、その費用が相場に比べて妥当かどうかを確認する必要があります。ちなみに、12カ月点検の費用は1万~1万5,000円ぐらいが相場となります。

1-3.法定整備無

「法定整備無」とある中古車は、納車時までに12カ月点検を実施しない車両を指します。現状販売(現状渡し)車両といわれることもあります。注意しておきたい点として、見積書に「整備代」とあっても、これは「法定整備」のことではありません。中古車を購入する場合、「法定整備」を実施した方がメリットは大きいといえます。もし「法定整備無」の中古車購入したい場合は、法定整備を実施してもらえないか販売店に相談してみると良いでしょう。

2.「車検」と「法定整備」は何が違う?

2.「車検」と「法定整備」は何が違う?

「法定整備」が理解されにくい理由の1つに、「車検と何が違うのか?」という点です。結論からいうと、この2つはもともとの趣旨が異なっています。それぞれ確認していきましょう。

2-1.法定整備とは?

「法定整備」とは、「安全な走行を維持するための検査」のことで、車のメンテナンスのための点検や検査です。実は業者に依頼することなく、自分でチェックすることもできます。ただし、車両ごとの細かなエレメントや装置の不具合を確認する基準項目が設定されているので、プロに依頼するのが一般的でしょう。

先述したように、道路運送車両法によって普通乗用車は「12カ月点検」「24カ月点検」の2つを定期的に実施するよう定められています。しかし点検しなくても罰則がないため、車検と同時に済ませてしまう人が多いのが実情です(後ほど解説します)。

車検と同時に行うことが多いのは、「24カ月点検」です。「12カ月点検」よりも点検項目が多いため、車検工場で行います。法定整備をきちんと定期的に実施することで、不具合などを早めに感知できるだけでなく、車を長持ちさせられる、下取り査定で高評価を得られやすいといった多くのメリットがあります。法定整備の費用目安としては、12カ月点検で1万~1万5,000円ほど、24カ月点検で2万円ほどです。

2-2.車検とは?

一方の「車検」とは、「自動車検査登録制度」の略称です。車両が公道を走行する基準を満たしているかを検査することが目的なので、メンテナンスのための点検の「法定整備」とは目的が違います。ただしこれまでの説明の通り、通常は「車検整備」といって、車検と同時に「法定整備」もセットで行うことがほとんどといえます。そのため、ドライバーが特に「法定整備」を意識しなくても、車検の時に済ませてしまっていることが多いのです。ちなみに車検と法定整備のセットで、費用目安は検査費込みで10万円程度です(車の状態や年式などによって異なる)。

3.法定整備は必ず受けないといけない?受けなかったらどうなる?

3.法定整備は必ず受けないといけない?受けなかったらどうなる?

「法定整備」は、道路運送車両法によって「点検を受けなければならない」と定められている、法定の検査です。チェック項目もきちんと決まっていて、項目ごとの検査結果を整備記録として残します。しかし、「法定整備」は実際に行わなくても罰則規定はありません。その理由は、ほとんどドライバーが受けることになる「車検」と同時に、法定整備は実施されているという実情があるためです。

とはいえ、罰則はないからといって定期的に法定整備を受けないことは大きなリスク要因となります。大きな故障につながる原因を察知できないだけでなく、そもそも法定整備をきちんとやっていないと「メーカー保証」が受けられなることが多いでしょう。万が一事故が起こった時に賠償責任が重くなるというリスクも生じるので、しっかり実施しておくことが大事です。

4.法定整備はどこで受けられる?

法定整備は、単体で依頼することができます。主な依頼先となるのは「ディーラー(メーカー系正規販売店)」「整備工場」「カー用品店」、「ガソリンスタンド」で受けることができます。

ディーラーで受ける場合は、併設もしくは指定の整備工場で点検してくれるので安心です。他のお店に比べると少し費用は割高ですが、純正品の部品を確実に使える上に、各メーカーの車に詳しい整備士が担当するので、整備の質は高いといえます。

コストをできるだけ安く抑えたい場合は、整備工場やカー用品店がおすすめです。メーカーの純正品は使えないものの、メーカーや車種を問わずにいろいろな車両を修理しているため、どんな車でも対応してくれる強みがあります。コストと信頼性、両方のバランスを見て決めていきましょう。

納車前に点検をしっかり実施する「オリックス U-car」で中古車選びを!

中古車を購入するなら、「法定整備付」を選ぶのがおすすめです。きちんとしたメンテナンスが行われていることを証明するものなので、納車後も安心して車に乗れます。もし法定整備の料金を別途支払う必要がある中古車を買う場合は、その費用についてもしっかり確認した上で、信頼できるところへ整備を依頼しなければなりません。

そのため、安心・安全な中古車を買いたい方は「オリックスU-car」がおすすめです。「オリックスU-car」では、全車両、納車前に12カ月点検相当の点検を実施しています。加えて、ほとんどの中古車は「車検整備付」なので、車検もきちんと行った上で納車します。次の車検までの期間が長いため、購入後しばらくは車のメンテナンスを心配する必要はないでしょう。「オリックスU-car」で、あなたに合った中古車を探してみてください。

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<記事掲載日>2021年3月10日

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