トヨタのおすすめコンパクトカーを紹介!車種の特徴を詳しく解説

燃費といった経済性や取り回しの良さで、近年販売台数が伸びているコンパクトカー。特にトヨタのコンパクトカーに注目が集まっています。その理由として、ここ数十年の間、クルマのボディサイズは大型化が進んでいる一方で、トヨタはコンパクトサイズにこだわり高性能と便利さを追求した車種が多く、幅広い層に支持されているからです。そこでこの記事では、トヨタのおすすめコンパクトカーを3車種紹介します。特徴を詳しく解説するので、コンパクトカー選びの参考にしてください。

1.コンパクトカーとは?

1.コンパクトカーとは?

コンパクトカーとは、乗用車のなかでは小さいサイズを指し、具体的なサイズの決まりはありません。自動車メーカーによって異なるものの、一般的には全長4200mm未満、全幅1700mm未満、エンジン排気量1000~1500cc程度の車がコンパクトカーと呼ばれています。いわゆる5ナンバーサイズの車です。

以前はハッチバックタイプの車の総称として、コンパクトカーと呼ぶ傾向がありました。しかし、最近ではトヨタ「ルーミー」やスズキ「ソリオ」といったトールワゴンタイプや、トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」といったコンパクトミニバンもコンパクトカーと呼ばれています。

コンパクトカーは人気が高い車両タイプのひとつですが、実際にどれだけ人気があるのか、日本自動車販売協会連合会が公表している2021年4月~9月の「乗用車ブランド通称名別順位」を見てみましょう。

順位 メーカー・車種
1位 トヨタ ヤリス
2位 トヨタ ルーミー
3位 トヨタ カローラ
4位 トヨタ アルファード
5位 日産 ノート
6位 トヨタ ライズ
7位 トヨタ アクア
8位 トヨタ ハリアー
9位 ホンダ フリード
10位 トヨタ ヴォクシー

出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会「乗用車ブランド通称名別順位」

10位のうち、以下がコンパクトカーに分類されます。

1位:トヨタ ヤリス【ハッチバック】
2位:トヨタ ルーミー【トールワゴン】
5位:日産 ノート【ハッチバック】
6位:トヨタ ライズ【コンパクトSUV】
7位:トヨタ アクア【ハッチバック】
9位:ホンダ フリード【コンパクトミニバン】

このように、ランキング10位のうち、6台がコンパクトカーとなっていることから、人気ぶりはランキングを見れば明らかです。ボディサイズが日本の道路事情や住宅事情に合っていることも売れている理由のひとつでしょう。

2.コンパクトカーのメリット

2.コンパクトカーのメリット

コンパクトカーはボディサイズが小さいので、小回りが利き狭い駐車場でも取り回ししやすいのが大きなメリットです。

売れ筋のトヨタ「ヤリス・ハイブリッド」、ホンダ「フィット ・ハイブリッド」をはじめ、燃費性能が良い車種もたくさん販売されています。コンパクトカーは日本国内で需要が高く、各自動車メーカーが力を入れている分野でもあるので、たくさんある種類から自分好みの車が選べるのも見逃せないメリットです。また、現行モデルは新車価格で150万円以下から購入できるので、比較的手を出しやすいでしょう。

2.1 ただしデメリットも!

コンパクトカーを検討する際、サイズや購入費の関係から軽自動車と比較するケースも多く、コンパクトカーの「維持費の高さ」が気になるという人も。確かに、軽自動車よりも自動車税(種別割)や自動車重量税といった税金は高くなります。しかし乗用車のなかでは、割安な部類に入ります。

またコンパクトミニバンを選べば車内空間は広くなりますが、ハッチバックを選ぶと「車内空間が狭く感じる」といった声も聞かれます。家族4人で旅行に行く、アウトドアに出かけるなど、車を使う目的によっては使い勝手が悪く感じる場面も出てくるでしょう。コンパクトカーを選ぶ際は、主な用途をしっかり決めてから購入するようにしましょう。

3.【U-car編集部が選ぶ】おすすめのコンパクトカー3車種

3.【U-car編集部が選ぶ】おすすめのコンパクトカー3車種

コンパクトカーを購入するメリットは理解できたものの、車種が多くてどれを選んでいいかわからないという人もいるかもしれません。そこで、U-car編集部がおすすめするトヨタのコンパクトカーを3車種紹介します(※紹介する軽自動車は、いずれも2021年12月現在の情報です)。

3-1.スタイリッシュなスタイルで日々の暮らしにちょうどいい「アクア」

アクアは無駄を徹底的にそぎ落とした車で、コンセプトは「軽く、小さく、扱いやすく」。1.5L小型ハイブリッドシステムを搭載し、ハイブリッド車としては世界トップレベルの低燃費を実現しています。

それと同時に、ニッケル水素電池の搭載により発進や追い越しもスムーズにできるなど、力強い走りも味わえる仕上がり。一方で、色とりどりのボディーカラーから選べることも人気の理由となっていて、燃費のよい走りとスタイリッシュなデザインを両立したコンパクトカーです。

現行モデルは狭い路地やUターン、駐車場での取り回しといった気になる場面でもスムーズに走行できます。全席に長い座面のシートを採用し、運転席・助手席はもちろん、リヤシートでもゆとりをもって着座できるほどの広々空間もアクアの特徴。緊急時には、一般家庭の約5日分の電気を賄えるのも魅力です(ガソリン満タン/消費電力400W時)。

3-2.運転が苦手!という方におすすめのコンパクトカー「パッソ」

現行モデルのパッソは、全幅1480mmの軽自動車と185mmしか変わらない1665mmなので、取り回りのしやすさが魅力です。ほかのコンパクトカーに比べても非常にコンパクトなので、立体駐車場の利用も楽々。パッソの運転席はガラスエリアが広いので、周囲が見渡しやすく、狭い道でのすれ違いや曲がり角も安心して運転できます。

停車時はもちろん、赤信号の手前などで減速した際も約9km/h以下になるとエンジンを自動的にストップする「アイドリングストップ機能」を搭載し、ガソリンの消費を抑えられます。そのため燃費性能も良く、エコカー減税の対象になる低燃費を実現しました。

室内空間は前後のシート間隔を広めに設計し、後席でもコンパクトカーとしてはトップクラスの広さを誇ります。ラゲージルームは見た目以上にしっかり積めるので、大型のスーツケースの運搬も可能です。

3-3.人気車種「ヤリス」の前身!コンパクトカーの王道「ヴィッツ」

トヨタを代表するコンパクトカーといえば、こちらのヴィッツ。1999年に登場し、コンパクトカーの中心的なモデルとして人気を博しました。2020年2月に「ヤリス」として車名を変更したことにより、現在はヴィッツとしての新車販売はありません。しかし、日常的な使い勝手の良さはもちろん、欧州車のようなスタイリッシュな見た目で今もなお人気の車種です。

全体的にコンパクトな車格のため都市部や街中での運転もしやすく、入り組んだ路地での取り回しや縦列駐車や車庫入れ、Uターンもスムーズにできます。2019年に発売されたモデルは全高1500mm(※2WD)なので、高さ制限がある立体駐車場でも出し入れが楽々です。

車内は大人4人が乗っても窮屈さを感じないほど広々とした空間を確保。インテリアも精緻なしつらえになっており、高級感が漂います。段階式に開くフロントドアを採用しているため、狭い駐車場を利用した際も安心です。駐車場の壁や隣に駐車している車にぶつかる心配をせずに、人の乗り降りや荷物の積み降ろしができます。

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<記事掲載日>2022年2月10日

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